アメリカ留学時の英語講師の息子さんが友達を連れてやってきました。私は国籍や民族に関わらず、施術をしたいと考えてきたので、語学留学にも行き、今回も自分の英語力を向上させる機会と考え、彼らと同じ時間を過ごしました。
東京では、トルコ人が作った東京ジャミ―というイスラム教の教会の祈りの時間に参加させていただきました。
今回の旅では、私の英語に対する課題が浮き彫りとなりました。こちらから話しかける英語はとりあえず、伝わります。質問も「何か飲み物を買いますか」、「今日のディナーは何にしますか」といったことはできます。問題は、彼ら側からの質問や、こちらの質問に対する答えが理解できないことにあります。単純にボキャブラリーの不足と文法理解力の不足でした。
明治神宮に行って、この神社には今から3世代前の天皇陛下が神となって祈りの対象になっています…。ということを英語で説明しなければならないのです。あなたは英語をしゃべることができますか? という質問に対して「あいさつ程度です」と答えるレベルの英語だということです。私としては日本の文化についてもっと話したかったし、彼らの考えていることをもっと理解したかった。とても残念な気持ちです。
しかし、彼らと共に過ごした時間は私にとってとても貴重な時間でした。次に話す言葉をずーっと英語で考える習慣ができました。地下鉄やレストランで周りにいる人たちもなんとなく聞いているようです。あいさつ程度でも何となく英語で会話が成り立っているような…。私からすれば、英語の会話は全く成り立っていないのですが、とりあえず、楽しい時間を過ごすことができました。