かねてから準備を進めていたダイビングに行ってきました。私の長女は大学で潜水部に属しており、ダイビングライセンスはもちろんですが、潜水士の資格まで持っています。私も海が好きなので、娘にあこがれてダイビングの機会を作ることを狙っていました。
じゅこうさんは日曜日午後2時までなので、午後4時に出発、高知県柏島には8時に到着しました。平日前なので特に混雑もしておらず、のんびりした夜を過ごしました。ウェットスーツ、水中眼鏡、ダイビングシューズなどは、ヤフーオークションで落札し、ダイビング機材と水中で使えるデジタルカメラをレンタルし、翌朝8時に海に向かい、ダイビングがスタートしました。
ダイビングライセンスですが、Cカード(オープンウォーター)と呼ばれる初心者用ライセンスを沖縄で今年の3月に取得しており、初めての体験ではないダイビングです。とはいえ、混雑していない月曜日のダイビングですから、インストラクターはマンツーマンで対応してくれます。
一緒に潜る人たちは、ガチ勢といいますか、見たこともないようなストロボとレンズをつけた水中カメラ用に防水された一眼レフのカメラを準備しておられ、体長10センチにも満たない魚やカニ、エビ、ウミウシを撮影しています。私は、どちらかというとサンゴや魚の群れを見て風景を楽しむほうなので、なんとなく方向性が違うのかなーと考えていました。
高知の海の生物は多様で生き物の写真撮影をするダイバーたちにとって貴重な海のようです。行った日は曇りがちで、底は玄武岩系の黒い火成岩が砕けた砂のようでどちらかというと海は暗く、また当日の海の水は栄養素の多さからか少し濁っているように思いました。これは潜る日によって全く環境が変わります。
高知の海ではたくさんのサンゴや生き物を見ることができました。テーブルサンゴや枝状サンゴが群生しており、大きなイソギンチャクには、ニモでおなじみのカクレクマノミが同居しており、私が潜っていくと一人前に威嚇してきます。今回潜ったところにはあまり大きな生き物はいませんでしたが、時にはウミガメやイタチザメ、イルカなども見る機会があるそうです。
岡山県から気軽に行けるダイビングスポットとして高知県は貴重な存在です。また、機会があれば潜りに行きたいと思います。柏島には、観音岩と呼ばれる絶景スポットがあります。ここへ行く道中には餌付けされた野生のサルがいます。
さらに柏島から足を延ばして足摺岬へ出かけ、絶景を味わってきました。
足摺には坂本龍馬と並ぶジョン万次郎というヒーローがいました。私も少しだけアメリカへ行った人間として、彼を尊敬します。ジョン万次郎博物館にて…
じゅこうさん 鍼灸師 木下広志