シカゴ・オヘア国際空港からニューヨーク・ラガーディア空港に2時間ほどで到着しました。時差があるので、時間的には3時間経過しています。この移動もAmtrak鉄道を利用することを考えましたが、時間が20時間かかるため、ニューヨークでの町見物を優先し、飛行機の旅としました。飛行機だと$70、鉄道だと$90と料金も時間も鉄道のほうが、コストが高かったです。
ニューヨークへ海外から発着する飛行機は、ジョン・F・ケネディ国際空港を使用することが多いと思います(次の街、ロンドンへはJFK空港を利用します)が、アメリカン航空の国内線は、このラガーディア空港をよく使うようです。ラガーディア空港のほうがマンハッタンの街に近く便利です。M60のバスで直接ホステル(HI New York City Hostel)のある地区に行くことができます。このホステルはハーレムと呼ばれるアフリカ系アメリカ人の多い地区にあります。少しばかり治安が心配ですが、日中に歩いてみて全く問題ないように感じました。

今回の旅でのアメリカ国内の宿泊は、Hostel Internationalというグループのホステルを利用しました。このホステルはバックパッカー向けにセルフキッチンやラウンジスペースが充実していて、ベッド代も一泊$30前後とても安かったです。どのホステルも全く知らない国籍も違う人と相部屋になるので、荷物の管理が必要なのと(施錠できるロッカーがありますが、南京錠を自分で持っていく必要があります。)いびきなどで眠りにくい夜もありましたが、(ノイズキャンセリング機能のヘッドホンが良かった。)対策を講じることはできます。


ニューヨークでは、まず、自然史博物館とメトロポリタン美術館を見ることを目的としています。一日目はあのナイトミュージアムで有名な自然史博物館。動物を中心に展示されています。それとなんとなくユーモラスなモアイなど、人間が作ったオブジェと自然に存在する宝石などが多数展示されていました。肌の色の展示などは多くの民族が住むアメリカならではの展示だと感じました。私も少し疲れてきたのか、「FIRE HOSE」の表示を見て丙午(ひのえは火の兄で、火の馬の意味があります。)、私も60歳、還暦で丙午だとぼやーっと考えていました。


薄暗くなってから、ブルックリン橋と映画「12人の怒れる男」の舞台、ニューヨーク市立裁判所に出かけたのですが、暗いと周りが見えなくて、どこにいるかわからなくなってしまいます。早めに退散してホステル近くのスーパーマーケットで夕食の材料を買いに行きました。ニューヨークには2泊するので、今日は二日分の夕食を作っておこうと考えたのですが、どうしてもご飯が食べたくなり、冷凍チャーハンに吸い寄せられてしまいました。

さて、明日は明るい時間にブルックリン橋とメトロポリタン美術館を見に行きます。
じゅこうさん 木下広志