マンハイムから一路、ベルリンへと向かいました。ベルリンへは午後2時ごろに到着予定です。1泊しかしないので、予定を詰め込みました。まずは博物館です。残念ながら、一番有名なペルガモン博物館は臨時休業中だったので、新博物館とドイツ歴史博物館を見て、ベルリン大聖堂の周りを見学しました。

新博物館は、ロンドン博物館を見た後でもあって、心を惹かれるような、展示はありませんでした。遊戯王カードに出てきそうなラーの目とホルスの目がこちらを見ています。向かって左はラーの目(太陽の象徴)で、暴力的な側面を持つ破壊的な守護者となります。向かって右はホルスの目(月の象徴)で、癒しや保護を司るとされます。私はホルスの目が欲しい。


時間があれば歩くのですが、雪が積もったこともあり、基本的にはバスで移動しました。ベルリンのバスは、アプリをスマートフォンにインストールして乗車しました。一度やり方がわかると簡単です。


急いで、ベルリンの壁を展示しているイーストサイドギャラリーへと向かいました。どんどん薄暗くなってきます。ベルリンといえばベルリンの壁。中でもあの有名なブレジネフ書記長とホーネッカー東ドイツ議長の壁画です。男性同士のキスにはドッキリしますね。私にはその趣味はありませんが、目を引く絵であることは間違いありません。ベルリンに来た記憶を頭に焼き付けるには、最適な場所です。このブログの最初に挙げた絵はドミトリー・ヴルーベリによる1990年の作品で、題名は「神よ、この死に至る愛の中で我を生き延びさせ給え」といい、社会主義国家の首脳による歓待の挨拶として当時は一般的であった、男性同士の抱擁と接吻をモチーフとしています。ベルリンの壁に描かれた絵の中では最も有名な作品だと思います。日本人の作家による絵もありました。

近くにはとても変わった形の橋もあり、今回の旅行の目的としている橋の写真としてもとてもいい場所でした。この橋は、オーバーバウム橋という名前で、シュプレー川に架かる2層構造の橋です。バウムとはドイツ語で木のことで、日本ではバウムクーヘンで知られています。昔は木製だったのかもしれませんね。ベルリンの壁が国境として存在していた時には東西ドイツを隔てる橋だったそうです。東西統一後の現在はベルリン統一のシンボルとなっています。下層が道路橋、上層が鉄道橋となっており、この鉄道に沿って駅まで歩き、次の目的地に向かいました。

私の数少ない友人の一人(と私が勝手に思っている)、Tさんの家族はベルリンに暮らしていて、今回私がベルリンに行くことから、夕食を共にしてくれることになりました。彼らの所在地からはかなり遠くまで出かけてくれて、すごくお勧めのケバブ屋さんに連れて行ってくれました。久しぶりの日本語でドイツの事情を聞けて楽しかったです。


かなり雪が積もってきました。ユニクロのダウンを重ね着しています。寒さはへっちゃらです。明日は、チェコ共和国のプラハに向かいます。お楽しみに











